時事

あの方からの重大発表

この時期世界で一番忙しいであろうあの方から、次のような声明が届いたようです: 「今年もクリスマスを取り止めたりしないとお約束します」- サンタ・クロース サンタが新型インフルエンザにかからないかと心配している子供たちに向け、フィンランドの国営…

Ahern首相、退陣へ

アイルランドのBertie Ahern首相が辞任の意向を発表しました。 5月6日をもって首相および与党党首の座を辞するとのことです。 収賄疑惑を追及する動きが高まっていた矢先の辞意表明で、 今後の動きが注目されます。 Ahern氏は以前から汚職の噂が耐えなかった…

棘のあるしっぺ返し

聞くところによるとイスラム教の文化では、 結婚した男性が妻にマハルと呼ばれる贈り物をするのだとか。 イランではこの風習がかなり強い縛りを持っていて、 妻が夫に対しマハルを要求する権利が法的に認められているそうです。 さて、そんなイランからちょ…

勝つことよりも、負けないことのために?

全国高等学校体育連盟の理事会と評議会が開かれ、 全国高校駅伝の1区に外国人留学生を起用することが禁止されたそうです。 報道によると、最長の1区にアフリカからの留学生を起用することで、 序盤戦を制して優勝をかっさらう高校が近年増えているのだとか。…

今まさに

コソボの議会で独立宣言が読み上げられたところです。

ぼくも食べたい

イギリスではパイといえばボリュームたっぷりのパブの定番料理です。 中身はビーフ、ポーク、ラム、マトン、鳩などの肉と野菜を使ったものが多く、 素材や味付けにこだわった特製パイを売り物にするパブもたくさんあります。 マッシュポテトを添えて熱いグレ…

ユーモアを忘れない姿勢に敬服

55歳の男性が不幸にしてトイレに閉じ込められてしまいました。 寒さが骨まで染み入る冬のスコットランドで、4日間にわたって。 事件が起きたのはAberdeenにある球技場。 仕事で立ち寄ったDavid Leggat氏がトイレに入ったところ、 入り口のドアの取っ手が壊れ…

彼なら大丈夫なのでは・・・?

今週、ロシアのプーチン大統領がイランを訪問するそうです。 核開発プログラムで批判を集めているイランに働きかけ、 西欧との橋渡しをするのではないかと注目されています。 ところが。 テヘラン滞在中の大統領に対する暗殺計画が存在すると、 ロシアの情報…

イランで日本人誘拐か

イランで大学生の日本人男性が誘拐されたそうです。 事情は分かりませんが、人道的な扱いと一刻も早い解放を祈ります。 ここ数年、イランを巡って国際的な緊張が高まっています。 西欧やイスラエルに対する敵対政策、核技術の兵器転用疑惑、 テロ支援疑惑、…

唐辛子テロ

ロンドンのソーホーで刺激性のある怪しい煙が立ち込めているとの通報があり、 テロの可能性もあることから対生物兵器用マスクを着けた消防士が現場に急行、 一帯は閉鎖され、周囲は物々しい雰囲気に包まれたそうです。 煙の発生源と見られるタイ料理のレスト…

地下鉄スト

えーっと。昨夜からロンドンの地下鉄が、 Jubilee LineとNorthern Lineを除いて全線ストップしています。 大規模なストライキで、最悪なら金曜日まで続く可能性があるそうです。 えーっと。いまいちよく分からないのですが、 地下鉄の管理会社Metronet Rail…

グラスゴー空港のテロ

今度はスコットランドのグラスゴー空港で、 火の付いた自動車が空港の建物に突っ込む事件がありました。 グラスゴーは先日首相に就任したばかりのブラウン氏の出生の地。 なんらかの象徴的なメッセージが込められている可能性もあります。 テロと見られる事…

テロ未遂②

昨日、用事で出かけたところ、 たまたまテロ未遂の現場のそばを通りかかりました。 近くのTrafalgar Squareではイベントが行なわれ賑わっていましたが、 現場となったHaymarketは区域全体が閉鎖されていて、 警察官と捜査員と報道陣が行き来するものものしい…

テロ未遂

現地時間の6月29日未明、 ロンドンのHaymarketで爆発物を積み込んだ車が発見されました。 報道によれば、その車は異常な運転の末ゴミ箱に衝突し、運転手は逃亡。 車内からは爆発物を仕掛けたプロパンガスのシリンダーが発見された他、 大量の釘が仕込まれて…

退任後のブレア首相に関する新たなニュース

イギリスのブレア首相。 退任後の身の振り方についてさまざまな説が飛び交っていますが、 プライベートについてもちょっと興味深い話が出てきました。 首相の座を退いた後、カトリック教徒に改宗するというのです。 The Guardian紙などが伝えるところによる…

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

The Beatlesの8番目のアルバム、『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』。 歴史的名盤と評されるこのレコードが、先ごろ誕生40周年を迎えました。 全体の構成を一つのショウに見立てた史上初のコンセプトアルバムであり、 収められた音楽の新しさ、録音…

訃報:松岡利勝氏

今朝起きて、ニュースを見てびっくりしました。 農林水産相である松岡利勝氏が自殺して亡くなったとのこと。 さまざまな疑惑が問題になっていたとはいえ、 現職の大臣がこういう形で死亡するとは・・・ 衝撃的な事件です。 一市民としては疑惑の全容が解明さ…

アイルランド総選挙の結果

先日行なわれたアイルランド総選挙、 事前の報道ではかなりの接戦になるとの予想が示されていましたが、 蓋を開けてみれば、アイルランド共和党が統一アイルランド党に対し 27議席の差をつけて大勝するという結果に終わりました。 各政党の獲得議席数は以下…

アイルランド総選挙

今日はアイルランドで総選挙が行なわれています。 最新の調査によれば今回は大変な接戦になりそうだとのこと。 現時点では与党のアイルランド共和党(Fianna Fáil)がやや優勢で、 浮動票も多くがこちらへ流れるだろうと予想されています。 しかし、最大野党…

イギリスのケント州で地震!?

びっくりです。 アイルランドでは起こらない現象なので、 イギリスでも同じなのだとばかり思っていました。 スーパーで天井近くまで積み上げられた缶詰の山を見る度に、 地震がないからできることだよなあ、と感心していたのですが・・・ ・Earthquake shake…

訃報:Boris Yeltsin氏

ロシアの前大統領Boris Yeltsin氏が亡くなりました。 ご冥福をお祈りします。 世界情勢に関心を持つようになった頃の各国の指導者たちが、 政治の表舞台を去り始めたのが数年前のこと。 最近は、彼らの訃報を耳にするようになってきました。 時代は移り、世…

今回の事件を受けて想うことを、手短に

アメリカで、ドイツで、イラクで、ロシアで、日本で、 世界中で、学校や大学を標的にする事件が後を絶ちません。 それがどこであれ、恐ろしく痛ましく悲しい事件であることに変わりはありません。 しかし、学びの場で、知性の庭で、このような出来事が頻発す…

ヴァージニア工科大学で起きた銃乱射事件について

アメリカのヴァージニア工科大学で何者かが銃を乱射する事件が起こりました。 報道によれば、20人から30人が死亡し、多数が負傷したということで、 これは1999年のコロンバイン高校銃乱射事件を上回る惨劇ということになります。 ここまで書いて、 死傷者の…

泳いだんだそうです。

スロベニア人のMartin Strelさん。 アマゾン川を、水源から河口まで。 BBCの報道を見ると驚くべきデータが並んでいます。 書き出してみると、次の通り: Strelさんの年齢:52歳 泳いだ距離:5,265km かかった日数:66日 過去に泳いだ大河:揚子江、ミシシッ…

イギリス海軍の兵士、開放

イラン側に拘束されていたイギリス海軍の兵士15人が、 昨日「恩赦」を与えられ、即日開放されました。 水面下ではどのような駆け引きが繰り広げられたのでしょうか。 イランの外交官らがイラクで行方不明になったり米軍に拘束されたりした件、 アメリカの元F…

北アイルランド自治政府復活へ

北アイルランドの自治政府が4年半ぶりに発足する運びとなりそうです。 プロテスタント強硬派のDemocratic Unionist Partyと、 カトリックの独立派Sinn Feinの両党党首が正副首相を分け合う形で、 長年の対立関係にあった両者が一応の和解に向けて動き始めた…

イェメンの暴動

イェメンのガスプラントで暴動が発生したとか。 報道によると、フランス人従業員とイェメン人従業員との間で諍いが生じ、 フランス人従業員がコーランを地面に投げ付けたことがきっかけで、 今回の暴動が起こったのだとか。 なんらかの信仰を持つ人々が神聖…

イラン情勢

問題山積のイラン情勢がますますきな臭くなってきました。 イラクとの国境の川を航行していたイギリス海軍の船舶が、 領海を侵犯したとしてイラン側に拿捕され、 乗組員の海兵隊員15名がテヘランに連行されたのです。 イスラエルとアメリカに対する敵対的な…

「Iron Lady is hounoured in bronze(鉄の女、銅像に)」

BBCニュース電子版でこんな記事を見つけました。 サッチャー元首相を称える銅像が建立されたとか。 海外のニュースや新聞のタイトルって、 こういうちょっとしたユーモアが効いていて、大好きです。 ・Iron Lady is honoured in bronze (BBC NEWS) http://…

追記

上記のBBCのニュース記事をよく読んでみたら、 サッチャー氏ご自身が銅像の除幕式でこのように語っていたようです: "I may be made of iron but bronze will do." 引退後は孤独な生活を送ってらっしゃると聞いていましたが、 この気骨あるユーモアのセンス…