勝つことよりも、負けないことのために?


全国高等学校体育連盟の理事会と評議会が開かれ、
全国高校駅伝の1区に外国人留学生を起用することが禁止されたそうです。
報道によると、最長の1区にアフリカからの留学生を起用することで、
序盤戦を制して優勝をかっさらう高校が近年増えているのだとか。
これによって競り合いが減ってきたことに批判の声が上がり、
今回の措置が取られたのだそうです。


ぼくは駅伝に疎いので競技自体についてはなんとも言えませんが、
これって人種・国籍差別なんじゃないの?と想うのは素朴すぎる感想でしょうか?
仮に「外国人を出すのはずるい!」という理屈が押し通されるのだとすれば、
批判が出ようと出まいと彼らの出場を全面的に禁止するのが筋だと思うのですが、
そうしない辺りに様々な思惑を感じずにはいられません。


そもそも、事情がなんであれ、
「相手が誰でどれほど強いとしても、精一杯がんばればそれでよい!」というのが、
良くも悪くも日本らしい気概だと思っていたのですが。