ズッキーニ


ぼくの中でズッキーニがブームです。
イギリスではcourgetteと呼ばれるこの野菜、
こちらのものは大振りですが値段はとても手頃で、
甘みあり苦みありの味わい深い食材です。


食べ方はラタトゥイユに加えるのが定番ですが、
鉄板焼きやバター炒めにしてもうまみが出ます。
油揚げなどと一緒に味噌汁の具にしてもよし、
生のまま薄く削ってサラダにしてもよし。
変わったところではズッキーニの花にクリームチーズを詰め、
衣揚げにしてハチミツをかけるという料理もあります。


最近のヒットはズッキーニとバジルのポタージュ。
先日知り合いと行ったパブのランチメニューにあったのですが、
味も香りもさわやかな夏らしい一品でした。


とても気に入ったので見よう見まねで作ってみたところ、
多少違うものになりましたが、それなりの味に仕上がりました。
薄切りにしたにんにく、たまねぎ、セロリ、ズッキーニを炒め、
骨付きの鶏肉と野菜でとっておいたスープストックを加え、
バジルの葉、パン、塩、黒こしょうを足してポタージュに。
器によそってからオリーブ油をひと振りすると味が引き立ちます。


初めて作ったのでいろいろ改良の余地があると思いますが、
スープストックさえ作っておけばあとは簡単にできるため、
なにかもう一品ほしい時などに重宝しそうです。