写真


表を歩けば思いがけず様々な笑いと巡り会うもの。
時にはたまらず吹き出してしまうこともあります。
先日もアニメ『シンプソンズ』のキャラクターによく似た男性が
「変な外人」と日本語で書かれたTシャツを着ているのを見て
一人で激しく肩を震わせてしまいました。


さて、こちらに来てから撮った写真を見ていたら、
そんな素晴らしい笑いを収めたものが何枚か残っていました。
とりわけ気に入った3枚をご紹介します。






Lost Homework
:ダブリンの母校の前の通りで見つけた貼り紙です。たぶん遠い後輩に当たる現役の生徒が書いたものだと思います。「宿題が行方不明になってしまいました。最後に見た時は飼ってる犬が口にくわえてました。見つけた方は返してくださるか、うまい言い訳をメールで送ってください。」う〜ん、やるなあ後輩。(メールアドレスもネタだと思いますが、念のため伏せておきます。)






Fish Soupイングランド南部のブライトンは、海辺の街のためシーフードの店が多く、趣向をこらした看板がたくさん掲げてあります。その中の一枚がこれ、「名高い魚のスープをお試しあれ」。魔女が使うような鉄鍋に、これでもかというほどの魚を入れ、がんがんの強火で煮込むという大胆な一品。ぜひ食べてみたいものです。






River:ロンドンを歩いていると標識や立て札をたくさん目にします。特に観光客が集まる名所旧跡ともなると、その場所の名称やいわれを説明した銘が設置してあることが多く、ホスピタリティーの演出に一役買っています。おそらくはこの落書きも、テムズ河を前にした旅行者が「あのとてつもない濁流はなんぞや」と目を剥かずにすむようにと、親切な誰かが残していってくれたものでしょう。