イギリスの味:チキン・ティッカマサラ


昨日に引き続き料理に関する記事ですが、
今日はチキン・ティッカマサラ(chicken tikka masala)を作ってみました。
妻が今週いっぱい出張で家を空けているため、
この機会に初めての料理に挑戦してみようというわけです。
(家族と食べるとなると慣れない料理に手を出すのが怖くなるものです。)


チキン・ティッカマサラというのは、
ヨーグルトとスパイスのたれに漬け込んで串焼きにした鶏肉を、
トマトとクリームを合わせたスパイシーなマサラソースで煮込んだカレー料理です。
ティッカもマサラソースも元はインドやバングラディッシュの食べ物ですが、
両者を組み合わせて煮込むという調理法はイギリスで誕生したもので、
そのため一般に新しいイギリス料理として認知されています。


こちらでは非常にポピュラーなこの料理、
先日初めて食べてみたところ、とても美味しくて気に入ってしまいました。
本当はいろいろなお店で本物の味に触れてみるのが筋道だろうと思いますが、
作り方を調べてみたところ比較的簡単なレシピが見つかったので、
ついつい勢い余って作ってみようと思い立ったわけです。


今回参照したのはAllrecipesというサイトに載っていたレシピです。
ハラペーニョがなかったので日本の唐辛子を半分に切ったものを使ってみたのですが、
辛すぎず、甘すぎず、なかなか美味しくできました。
イギリスではそこらのスーパーで売っているバースマティー米といただいたところ、
おなかがいっぱいになってもついついつまみ食いしたくなるほどの、
なんとも後を引く素敵な味に仕上がりました。


多少手間はかかるものの、
割と普通に手に入る食材で作ることができる、お勧めの一品です。





Chicken tikka masala (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Chicken_Tikka_Masala


バスマティ (ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3