お手伝いから学んだこと

留学生の論文作成のお手伝いをしています。
彼の指導教官であるY先生より要請を受け、
導入部の叩き台を作っていたら、
いつの間にか明け方になってしまいました。


ただ、これが意外と面白く、さほど苦にならないのです。


テーマは日本語のハ行子音の歴史的研究。
導入部では現在のハ行子音の特徴を簡単にまとめ、
問題の所在を明らかにすればよいとのこと。
ところが、いざ取り掛かってみると、
用語の使い方に自信が持てなかったり、
自分の理解が正しいのか不安になったりで、
なかなか手ごわいことが分かってきました。


知っているということ、理解しているということは、
分かりやすく説明できるということとは違うのだなあと、
改めて思い知らされた気がします。
たとえ基本的なことであったとしても侮らず、
しっかりと消化し取り込んでいくことが大事ですね。
いい勉強になりました。